外見ケアLAB
プロジェクトメンバー
土肥 麻佐子(Dohi Masako)
博士(学術)/文教大学大学院教育学研究科および教育学部教授, 他
専門分野は,感性工学,人間工学,被服構成学です.衣服や下着や靴など着装品の快適性に興味があり,適合性が高くて快適な着装品を設計するための研究をしています.人が何を快適と感じるのかという頭の中での評価構造を調べる研究もしています.
現在は教育学部で家庭科教員の養成に携わっています.家庭科は生活の場である家庭を学習対象にしていて,そこに暮らす人たちが,科学的な視点からそれぞれのwell-beingを目指すための学びです.外見ケアLABと家庭科は,生活者一人一人のwell-beingをめざす点で似ているなと考えています.
西村 拓一(Nishimura Takuichi)
博士(工学)/北陸先端科学技術大学院大学 トランスフォーマティブ知識経営領域教授,国立研究開発法人産業技術総合研究所人間拡張研究センター,横浜市立大学都市社会文化研究科、NPO法人ほのぼの研究所
人の能力を拡張するサービスインテリジェンス ー IoTと機械学習を専門知識の構造化技術で融合 ー
莫大な専門知識と経験を必要とするサービス業や製造業では,業務プロセス(コト)と,業務に用いる技術システム(モノ)を一体的に開発し,人の能力を拡張することが求められます.そのような研究領域をサービスインテリジェンスと呼び,新しいサービス設計技術,及び方法について研究開発を進めております.
角田 千枝(Tsunoda Chie)
博士(生活工学)/相模女子大学学芸学部生活デザイン学科教授,お茶の水女子大学人間生活学科非常勤講師,交通安全未来創造ラボ(日産自動車) 特別研究員,(一社)日本高視認性安全服研究所(JAVISA) 特別会員
研究テーマは,安心・安全な日常生活のための衣服設計です,ファッションによる歩行者の交通事故減少を目的に,視認性の高い衣装製作やファッションショー・作品展示の指導,ワークショップの開催,外出着の現状調査や実証実験などを実施しています.
山口 快絵(Yamaguchi Yoshie)
美容行動療法研究所 代表/東京総合美容専門学校
化粧品メーカーで化粧品の研究開発・商品企画業務に従事.美容専門学校教員(主にメイク技術を担当).また,傷や痕など気になる部分がある方へのカバーメイク.
化粧行為は,外見変容と皮膚接触がもたらす効果により「こころ」「からだ」「行動変容」に影響を与えると考えています.大学院では「化粧行為が心身に及ぼす影響と行動変容」をテーマとし,脳波や心電図などを用いた研究をしていました.
美容と皮膚感覚から生まれるチカラで、心身ともに豊かに生きるお手伝いをしていきたいと思っています.
分田 貴子(Wakeda Takako)
博士(医学)/東京大学医学部附属病院
がん相談支援センター
2002年東京大学医学部医学科卒業.
2008年より国立がん研究センター中央病院で免疫治療の研究に従事.ワクチン治療による皮膚変化など,患者さんの外見変化の問題に直面し,対処法としてカバーメークの存在を知る.
2012年にイギリスのChanging Facesスキンカモフラージュプラクティショナー研修を受ける.
2015年より同病院がん相談支援センターにて,がん患者さんの様々なお悩みに向き合う.
石垣 理子(Ishigaki Michiko)
博士(学術)/昭和女子大学大学院生活機構研究科および環境デザイン学部教授
専門分野は衣服設計,衣服デザインです.
複雑な凹凸から形成され,かつ,動きを伴う人体という立体を,いかに快適で美しく合理的に包み表現することができるか,これをテーマに,理論と感性の両面から衣服デザインを研究しています.
西野 貴志(Nishino Takashi)
産業総合研究所人間拡張研究センター外来研究員,サイバネットシステム株式会社所属,人間中心設計スペシャリスト,認定ワークショップデザイナー
マニュアル制作会社在籍中に産総研の研究員として「構造化知識を基にした介護業務マニュアルの設計と評価」を実践.
現在は拡張現実感を用いた現場作業支援に従事.
安藤 圭佑(Ando Keisuke)
東洋大学院総合情報学研究科
生理心理学,顔学,スポーツ科学等が専門。現在は表情形成による心身への影響と魅力表出に関する研究に従事.
外見ケアLABではHP編集を担当.