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外見ケアLAB
外見ケアと美容
顔のパーツやその特徴について、皆さんはどのような知識をお持ちでしょうか。
メイクを上手に行うためには、それぞれの役割や特徴を知っていた方がより上手に行うことができます。このページではまず眉を例にとって、眉の特徴と、０から眉を綺麗に描く方法について解説していきたいと思います。
このページの解説者
荒川 和子（Arakawa Kazuko）
メイクアップアーティスト，【Eyeblow Labo soin by Kazuko Arakawa】オーナー
綺麗な眉の作り方
1. 眉についての基礎知識
眉は元々、頭皮や額などにかいた汗やゴミなどが目に入らないようにガードする役割のために進化の過程で残ったという説があります。そのほかにもコミュニケーションに必要な表情を作る上でかなり重要な役割を果たしてくれます。
【眉の部位名称】
眉は大きく、①眉頭、②眉山、③眉尻にわけることができ、それぞれ毛の流れと量が異なります。
眉毛おおよその特徴として、
- 眉の毛は平均して①眉頭は立ち上がっています。
- ①〜②の間は上から下に向かって生えている毛に重なり下から上に向いた毛が重なりあって③の眉尻
に向かいます。
- ①〜②の眉の毛の中間は上下の毛の量も多く、重なり合いに厚みがありこの部分が濃く見える人が
多くみられます。
- ①の眉頭は毛の本数が少なく立ち上がりがしっかりしていますが、③の眉尻に行くに従って少しず
つ本数が減り下向きに細くまとまっています。この部分の眉毛は、薄い人が多い傾向にあります。
上記のような特徴があります。
また、眉にも髪の毛と同じように毛周期があり、正常な毛周期に全ての眉が生え変わるには５ヶ月前後の期間が必要です。形も整えながら綺麗にするのには大体半年かかるものです。少し伸びてきたなと思うまでにはおおよそ３ヶ月くらいかかります（１ヶ月ではほとんど生え揃いません）。
2. 眉のお悩み解決方法
眉のお悩みでとても多いのが「眉がうすい」というお悩みです。
【眉が薄い理由】
「眉が薄い」と感じる状態にはいくつかの理由があります。
（１）眉頭の本数が少ない
（２）眉尻の本数が少ない
（３）全体的に毛が細い
（４）１本１本が短く、重なりがあまり無い
大別して上記4つの理由があり、それぞれの状態と解決のために必要なことをお伝えしていきます、
（１）眉頭の毛の本数が少ない
眉頭は元々本数が少なめです。濃くする必要は無いけれど目頭の位置より少し鼻筋近くまで薄く続いている方がバランスが良くなります。
毛の重なりが少ない部分なので長い毛を切りすぎると大きく穴が空いた様になりやすいので要注意！
眉頭上の長さを揃える程度のお手入れで他が生え揃うのを待つとよいですね。
（２）眉尻の毛の本数が少ない
１本１本の隙間が空いていて地肌の割合が多い場合、上から下に向かって生えている毛の長さを育てて間を埋めていきます。
眉尻下側のラインで長さを切り揃えて成長を待つとよいですね。
（３）全体的に毛が細く薄眉に見える
この場合、細くふわふわ柔らかい毛で幅広く生えている場合が多いのが特徴です。眉毛の形になる毛以外の、周りの毛を綺麗に除去することで、コントラストが強くなり、眉の形が浮き出して濃く見えます。
（４）１本１本が短く毛の重なりがあまりない
元々重なりがない場合、短い毛の成長期を伸ばす効果が期待できる美容液を使うのがよい方法です。
伸ばし方を気をつけながら整え続けて３ヶ月後の変化を見て下さい。（変化には個人差があります）
3. 眉の描き方
眉の特徴を知ったところでいよいよ本番です！
セルフでバランスのよい基本の眉を描いてみましょう！
【眉形状の各ポイント】
眉を描く際は、以下の①〜⑤のポイントを抑えて眉を作ることでバランスの取れた眉になります。
ポイントについて順番に解説していきます。
① 眉頭の下：鼻筋の延長線上の丁度窪んだところ
② 眉頭の上：①から人差し指１本分上に移動した位置
③ 眉山 ：②から並行に移動して白目から垂直に上がったところと交わる位置
④ 眉尻A ：①から③の下まで並行に塗りつぶし④まで少し丸みを持たせながら並行なラインを描く
（真っ直ぐに描いたら、骨格の影響で自然に丸みが出ます）
⑤ 眉尻B ：③から④までを丸くつなげる
わかりにくい場合は自分の指を目安にするとわかりやすいです。
目を閉じて瞼の上に中指を添えると人差し指が大体眉の目安です。
これらのポイントを抑えて眉を描いていくことで、眉について悩んでいる方でも、綺麗な眉が描けるかと思います。
眉以外のメイク方法についても、今後解説していく予定でおりますので楽しみにお待ちください。
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